ゴールデン
行動経済学の本を読んでいる。
ゲーム理論の本も読もうと思ったけど、置いてあるのが難しいやつだったので、そっと本棚に戻した。数式が当たり前のように書かれていると、読む前に思考が止まってしまう。また別の機会に理解しやすそうなものを探そうと思う。
さて、その行動経済学の本で、ゴールデン・サークルというのが紹介されていた。大事だなと思ったので引用しておく。
なおゴールデン・サークルを提唱したのはアメリカのコンサルタント、サイモン・シネック氏 。Youtubeにプレゼン動画がいっぱいある。色んな人の解説サイトも山程ある。
シネックは、人を動かす偉大な企業や人物は、図2-2の「ゴールデン・サークル」というシンプルなパターンに基づいて行動していると主張します。
この円には中央に、WHY(なぜそれをするのか)、
その外にHOW(どうやってそれをするのか)、
一番外にWHAT(何をするのか)があります。(略)
具体的にAppleによる商品紹介のロジックを解説しています。
以下の順番です。
1.Why:
我々のすることはすべて、世界を変えるという信念で行っています。
2.How:私達が世界を変える手段は、美しいデザインで簡単に使え親しみやすい製品です。
3.What:そんな素晴らしいコンピューターができあがりました。一台いかがですか?
(略)
Whyに惹かれてWhyに共感した時に、顧客は「自分が、なぜこの商品を買うのか」という「自分が行動する理由」を見つけて、自主的に行動するのだと主張しています。
『 スゴい!行動経済学』より、引用終わり。
この本では、商品の性能が成熟化してきている昨今、WHATやHOWだけで新規顧客の心を動かすことは困難とある。
確かに。
だからCM等々で、企業の目指すところをアピールするのが大事なんだろうな。
そして思い出した。
Appleの例、なんか既視感あるなと思ったら、マシュマロちゃんのところでは?
このnoteがまさに、ゴールデンサークルで語っているように思える。
マシュマロちゃんの『WHY』
マシュマロちゃんはそこに異を唱えたいのです。「躓いてしまった人だって好きに書いて楽しむ方法があるんだ!」と叫び、伝えたいのです。
マシュマロちゃんの『HOW』
そのためにTwitterではなくnoteでしっかりと文章を残し、しかも迷える人の指針となるよう「マニュアル」として掲げることにしました。
マシュマロちゃんの『WHAT』
このマニュアルはあなたに捧げる文章です。このマニュアルによって、あなたが好きに書いて楽しめるようになることを願っています。
※WHY、HOW、WHATは私が独断で当てはめたものです。
最初、このnoteを読んだ時にめちゃくちゃ惹かれた理由。読みたいと思った根っこがここにある。
WHYが定まっていて、それに私が共感したから惹かれたんだな。
私はまだ書けるようになっていない。
でもwhyをきちんと定めておいたほうがいい気がする。だって絶対強いやん。
芯というか信念というか原点が定まってるの格好よさげ。語彙力。
しかし、考えすぎて迷走しそうだなー。
「なぜ書きたいのか(書くのか)」をリストアップして煮詰める作業やりたい。前になぜ書きたいのかをちらっと出したけど、あれだと少し弱い気がするので。
私へ:嘘日記も忘れないでください